こんにちは
支配からの解放者
0→100輸入転売コンサルの伊藤です
アマゾン販売では
知的財産権の侵害の話題で盛り上がっていますね。
アマゾンで無在庫販売をやっていた方は
高確率でアカウント停止を食らいましたが
最近はこの知的財産権の侵害を理由に
アカウント停止される方も激増しています。
アマゾンのアカウント停止に危機感を感じ
マネクエメンバーになる方が増えていますので
最近はこういった体験談を何名ものかたに聞く事ができます。
先日は
知的財産権の侵害を理由にいきなりアカウントを停止されました
というメンバーから詳しい話を伺いました。
今回はその中でわかった事をシャアしますね。
まず、知的財産権の侵害ってなに？
というおはなしですが
知的財産権とは
特許権、実用新案権、育成者権、意匠権、著作権、商標権
その他の知的財産に関して法令により定められた権利
又は法律上保護される利益に係る権利のことです。
で、アマゾンのアカウント停止で騒がれているのは
このうちの著作権と商標権になると思われます。
著作権の侵害というのは偽物の販売ですね。
単純なコピー品はもちろん
コスプレ用品や同人誌などもこれに該当します。
このあたりは結構前から取り締まられていました。
そして今激増しているアカウント停止の原因は
後者の「商標権」の侵害のほうです。
基本的に商標権というのは国単位で適用されます。
中国で、iPhoneの商標権がとられていた為に
アップルがその中国企業に高額な和解金を支払ったのは有名です。
この商標権の所有者がアマゾンに訴えを起こすと
その商品を出品しているセラーはアカウント停止になっている状態なのです。
例えば
バンダイと正規に取り引きしていない個人（または法人）が
無許可でバンダイ製品を販売していれば
バンダイは商標権の所有者なのでアマゾンに訴えを起こせます。
正規に取り引きしていないのだから偽物じゃない？
という理屈です。
するとそのセラーは
知的財産権の侵害を理由にアカウントを停止されます。
つまりアマゾンは
無在庫出品者の排除に続き
単純転売ヤーの一斉排除を開始しているのですね。
ここでさらに深刻な問題なのは
この状況を悪用している方がいることです。
先日、中国のパートナーである某メーカーから
「当社の商品の商標権を取得している日本人がいるがどういうことだ？」
という問い合わせがありました。
そこで日本の特許庁が提供している登録商標を調べてみたところ
その会社の商品ロゴがそのまんま登録されていました。
登録者は全然関係ない日本人です。
その商品はアマゾンでもかなり売れている商品で
ＯＥＭしている方も沢山います。
その大元のブランドロゴを不当（でも合法）
に取得している日本人がいるということがわかりました。
つまり、
海外のブランドで売れている商品の商標権を日本で取得し
それを出品しているセラーを訴えて
そのセラーのアカウント停止させることで
ブルーオーシャンを意図的に作り出してしているのです。
これはアマゾンのシステムの穴をついた
極悪なチートプレーです。
もちろんこんな手法が長続きするわけがないのですが
現在はこんな輩が荒稼ぎしているというのが現状です。
まさにアマゾンは食うか食われるかの
魑魅魍魎が宿るプラットフォームになりましたね。
これはアマゾン（ジェフ・ベゾス ）の
利益至上主義が招いた当然の事態です。
昨日からユナイテッド航空の
傍若無人な振る舞いが話題ですが
アメリカとは基本的にそういう国なのです。
その影響からか
アマゾンを主戦場にしているプレイヤーには
儲かればいいし、バレなきゃＯＫといった
道徳的にやばい方が多いです。
これから、アマゾンで販売していくのであれば
メーカーになるかメーカー（正規卸）から仕入れるほかに
生き残る道は無くなると思います。
あなたが今後、生き残ってゆくためにはそうするか
アマゾンから離脱するかを選択したほうがいいと思います。
アマゾンでの単純転売だけはもうやめたほうがいいですね。
もちろん無在庫なんてもってのほかですよ。
Ｐ．Ｓ
敵を知り己を知れば百戦あやからず
これをきちんと「使えている」だけでビジネスはうまくいきます。
知っているってだけじゃだめですよ。
