こんにちは
支配からの解放者
0→100転売コンサル伊藤です
今日は
「世界最強のいじめられっこ」
についてお話したいと思います。
そのいじめられっこは
アメリカでも特に治安の悪い
とされる土地で幼少期を過ごしました。
彼はうつ病の治療も受けるほど
内向的でおとなしい性格で
たった一人の友人といえば
彼が大切にしている鳩くらいでした。
そんな彼が地元の不良にいじめられていたことは
容易に想像できますね。
ところがある昼下がりに
それは起こりました。
彼の最愛にして唯一の友達の鳩が
不良たちによって惨殺されてしまったのです。
それを目の当たりにした彼は
生まれて初めて激怒します。
気がついたら彼はその不良たちを
一人残らず半殺しにしてしまったのでした。
そう
彼の名前は
「マイク・タイソン」
後に世界最強のプロボクサーになる男です。
自分の強さに覚醒したタイソンは
１２歳までのあいだに51回も逮捕されるという
札付きの悪に育ってしまいます。
毎日喧嘩に明け暮れていたタイソンは
とうとう少年院に収監されてしまいました。
少年院はタイソンとって退屈のそのもの
そころがここで彼は
最大のチェンジポイントに遭遇します。
それは厚生プログラムの一環として行われていた
ボクシングとの出会いです。
そのたぐい稀なる才能は当時の教官から
後のタイソンのトレナーになる
「カス・ダマト」に伝わります。
タイソンのボクシングセンスに驚愕したダマトは
身元引受人となり彼にボクシングの英才教育を施すのでした。
この英才教育でダマトが最も重要視したのは
ボクシングテクニックや肉体の強さではなく
「人間性」です。
そんなダマトに教育を受けてきたタイソンは
ボクサーとしても人間としてもどんどん成長してゆきます。
ダマトを敬愛していた当時のタイソンは
しぐさやしゃべり方までダマトのようだったそうです。
その後、
タイソンがデビューから11連勝した最高潮のとき
彼の最愛の人ダマトは死去してまいます。
しかし、タイソンはそんな悲しみに打ち勝ち
見事その翌年には世界ヘビー級チャンピオンにのしあがります。
その後もタイソンはぐんぐん勝ちまくり
とうとう3団体の統一チャンピオンになって
ファッションモデルと結婚までしてしまいます。
人生の絶頂期にいたタイソンは
とうとうダマト言いつけを忘れ
決して近づいてはいけないと言われていた
悪徳プロモーター
「ドン・キング」
と手を組んでしまいます。
それがタイソンの転落人生の始まりでした。
タイソンの私生活は急激に乱れ。
離婚騒動、自殺未遂、訴訟沙汰、
交通事故、放蕩、練習不足、度重なった試合の延期
リング内外でのトラブルやスキャンダルが増えていき
いよいよ刑務所にまで収監されしまいます。
出所後は莫大な借金を抱えたまま
世界史の残る大規模な自己破産までしてしまいます。
人生の絶頂とどん底を経験したタイソン。
何がタイソンをそうさせたのでしょうか？
それは「出会い」です。
札付きの不良少年だったタイソンは
ボクシングに出会い、ダマトに出会い
世界一の富と名声を手に入れました。
ところが
ドン・キングに出会い
そのすべてを失うことになります。
人生というのはこうも簡単に
出会いに左右されてしまうものなのですね。
無論、僕も大きく収入を増やした
きっかけになったのは出会いのおかげです。
あなたと僕の出会いもそのくらいの影響を与えられたら良いなあと思っています。
