こんにちは
支配からの解放者
0→100輸入転売コンサルの伊藤です
少し前に電通の新入社員が過労自殺して話題になりましたね。
電通では1991年にも入社2年目の男性が過労自殺しています。
原因としては、月に100時間残業、休日出勤。
パワハラ・セクハラもあったようです。
なかなかなブラック企業ですね。
しかし僕がサラリーマンのころも
休日出勤はあたりまえ。(無給)
陰湿なパワハラ・モラハラ。
サビ残業100時間なんてのも珍しくは無かったです。
最後は社長からの不当な解雇で終わりました。
(弁護士に相談したら賠償金取れるといわれました。)
その会社も僕が在籍した8年間で2名の自殺者が出ています。
今考えると本当に恐ろしいところですね。
日本人の自殺者は年間3万人といわれていますが
これってちょっと変じゃないですか?
これだと5000人に1人が自殺している計算になりますが
僕の知っている人だけでも5人以上は自殺しています。
僕に2万5000人もの知り合いがいるとは
とうてい考えられません。
実はこれ
自殺者の確認の限界が3万人であったり
表に出ていない自殺者(変死扱い)
が含まれていないことを加味すると
年間11万人にも及ぶといわれているのです。
これだと国民1万人に対して6人
が自殺している計算になります。
先進国では2位のカナダが
国民1万人に対して1人ですのでその差は6倍なので
ダントツのトップです。
世界的にみて超恵まれた環境の日本なのに
なぜここまで自殺者が多いのでしょうか?
これは日本の労働に対する価値観が
大きく関係しているのだと思います。
日本ではサービス残業や休日出勤は
わりと当たり前に行われています。
これは僕も経験があるのですが
なんとなく上司より先に帰れない雰囲気があるんですよね。
はやく帰るのは怠けている的な。
一方、アメリカやヨーロッパで働く友人に聞いた話では
17時以降にオフィスに残っている人間はほとんどいないそうです。
仕事とプライベートは明確に分ける
というのが欧米の風潮なのだそうです。
ドイツやイタリアなどでは
休日やすでに帰宅した部下に連絡をすることは
法律で禁じられています。
有給休暇も年間に8週間もありますし
それは翌年に持ち越すこともできます。
日本では有給休暇すらとり辛い
というのが一般的な風潮ですよね。
今の時代、労働時間と生産性が比例しないことくらい
ほとんどのビジネスマンは理解しているはずです。
ところがこの無意味な風潮のために
誰も得しない無駄が生まれているのです。
これが日本の自殺率を跳ね上げている
最たる原因なのではないでしょうか?
あなたももし
現在の労働について少しでも疑問があるのであれば
なにか行動を起こしてみてください。
生きてこその人生なのですから。