人生 哲学

世界で最も貧しい大統領ムヒカに学ぶ、幸せってなに?

投稿日:

こんにちは

 

支配からの解放者
0→100輸入転売コンサルの伊藤です

 

あなたは世界で最も貧しい大統領
ホセ・ムヒカをご存知ですか?

 

 

彼は2012年にリオで行われた
地球サミットの演説で一躍有名になりました。

 

 

はじめはウルグアイという小国の話なんて
だれも興味を持っていなかったのですが

 

 

そのスピーチの内容があまりにも衝撃的過ぎて
脚光を浴びることとなったのです。

 

 

そんな彼のスピーチを要約すると

 

現在の世界中の人々は
お金があることが幸せだと勘違いし
お金にふりまわされている。

 

本当の貧しさとは
少ししか持ってない人ではなく満足できない人。

 

私たちは幸せになるために
この地球に生まれてきた。

 

といった内容です。

 

 

このスピーチはいまや世界中で翻訳され
動画や書籍などでも見ることができます。

 

 

10分程度のスピーチですので
ご飯でも食べながら気軽に見てみて下さいね。

 

 

そんなムヒカ大統領が
なぜ世界一貧しい大統領と呼ばれているのかというと

 

 

給与の大部分を財団に寄付して
国民と変わらない質素な生活をしてるからです。

 

 

ムヒカ大統領がこのような生活をするのには
その生い立ちが深く関係しています。

 

 

ムヒカ少年は幼いころから
極貧生活を強いられてきました。

 

 

当時からムヒカ少年は
「なぜ金持ちは貧しい人と分け合わないのか?」
ということを疑問に思っていたそうです。

 

 

ちょうどそのころ
ウルグアイと同じような境遇に合ったキューバが
カストロやゲバラを筆頭に革命を起こします。

 

 

そのころのゲバラの演説に
ムヒカ青年は大きな感銘を受けます。

 

 

「どんな平和活動やデモより強力なのものはしかるべき者への1発の銃弾だ」
by ゲバラ

 

 

明治維新のころの吉田松陰先生
を髣髴とさせる過激な思想ですね。

 

 

この発言に共感したムヒカ青年は
当時の南米最大のゲリラ組織であるツパマロスに属します。

 

 

ツパマロスは武力で革命を目指す手段でしたが
ターゲットにするのは政府や悪徳な大企業等でした。

 

 

いわゆる日本の石川ゴエモンのような組織だったようで
国民にはめちゃくちゃ人気がありました。

 

 

そんなか、ある密告者により
ムヒカ青年のグループは警察に囲まれます。

 

 

そこでムヒカ青年は警察に銃を向け
仲間達を逃がすことに成功します。

 

 

ところがムヒカ青年は6発もの銃弾を受け
瀕死の状態で収監されてしまいます。

 

 

その後脱走などもしますが
軍事政権が終わるまでの13年近くを
刑務所で過ごしました。

 

 

そしてその刑期を終えたムヒカは出所後
ゲリラ仲間と左派政治団体を結成し2009年に大統領になります。
(投獄中の仲間2人は後に内務大臣と防衛大臣になった)

 

 

その3年後にはリオのスピーチで
脚光を浴びるようになるのです。

 

 

そんな破天荒なムヒカ大統領ですが
彼には昔から変わらない思想があります。

 

 

それは
「わずかしか持たない者ではなく多くを望む者が貧しい」
ということです。

 

 

これは紀元前の政治家セネカや
南米の先住民族言葉でもあります。

 

 

ムヒカは
幸せとは心から満足し人生を愛し憎まないこと
だといいます。

 

 

希望に向かって前進し戦うものは
恐れるものが無いのでとても幸福である。

ともいっています。

 

ムヒカ大統領は世間には
世界一貧しい大統領にされてしまっているが
実は世界一豊かな大統領であると発言していました。

 

あなたも幸せとは何か?

いまいちどよく考えてみてはいかがでしょうか?

 

P.S

紀元前の政治家セネカの言葉には
こんなものもあります。

 

・わずかしか持たない者ではなく、多くを望む者が貧しいのだ。
・愛されることを望むならば、愛しなさい。
・大いなる財産とは大いなる隷属のことだ。
・人は、教えているとき、学ぶ。

 

僕ももっと多くを学び
ひとりでも多くの人を支配から解放しなくてはなりません。

 

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