こんにちは
支配からの解放者
0→100輸入転売コンサルの伊藤です
兵庫県議会の議員だった
野々村竜太郎さんをご存知ですか？
号泣会見で有名になり
いまもなおたくさんのネタを
僕達に提供してくれています。
野々村さんは政務活動と称して
３４４回もの日帰り出張をしたというウソの報告をし
その活動費９１０万円余りをだまし取ったそうです。
ものすごく直球な詐欺ですね。
こんな単純な詐欺が成立してしまう
県議のザル管理にも驚きですが
それを平然とやってのけてしまう
野々村氏にはもっと驚きました。
この政務活動費というのは
議員報酬とは別に月50万円が
先払いで交付されるそうです。
で、
領収書が無ければそれを返金する
という謎のシステムとのことです。
そして、兵庫県の議員さんはみなんさん
そのほぼ満額を使いきっているのそうです。
とてもすばらしい活動意欲ですね。
ではいったいなぜ、
こういったことがおきるのでしょうか？
それは
人間というのは一度自分のモノになってしまうと
実際の価値よりも高く判断してしまう
という性質があるためです。
マイナスの感情のほうが
プラスの感情よりも大きく感じるんですね。
（その差は7倍にもなるといいます。）
ですので野々村さんは
この金はなんとしても使わなきゃ損だ
と考えたのだと思います。
その結果、
あのような強引なカラ張を繰り返す
に至ったのだと思われます。
また、
野々村氏はこの汚職に対しても
最後まで「記憶に無い」ととぼけまくった結果
反省の意思が見られなく悪質と判断され
詐欺罪としてはとても重い刑の
懲役3年を求刑されてしまいました。
もしもこの罪を素直に認めて反省していれば
1年くらいの求刑ですんだと思われます。
初犯ですので執行猶予もとれたはずなのに
いまはそれすら怪しいです。
おそらく実刑でしょうね。
人は誰しも間違える生き物です。
もし、なにかを間違えてしまったのであれば
それをどうやって修正するのかが最も大切ですよね？
それなのにそれをごまかしたり
ウソをついたりなどして逃れようとすると
余計に悪い方向に進む
ということがわかる典型的な例ですね。
また、この事件については
タレントの武井壮さんが鋭い指摘をしていました。
野々村氏は議員になることがゴールだったために
それを達成したあとの道に迷ってしまった。
これは今の大学生やスポーツ選手にも言えることです。
さすが百獣の王。
すばらしい意見ですね。
たしかにゴールの設定を
ミスってしまっているかたはたくさんいます。
僕も少し前は月収100万円と言うゴールを設定してしまい
それを達成したときになんといえない虚無感に襲われました。
いわゆるアイデンティティクライシスですね。
今は新たな目標にアップデートしたので
それに向かって走りだしています。
この目標については
僕が生きているうちには達成できないと思います。
これが達成できたら死んでも悔いは無い
というくらいの志を残すことが僕の目標です。
あなたももし
なにかの目標を設定しているのだとしたら
その向こう側にあるものを良く考えてみて下さいね。
そのゴールだと思っていたものは
じつは単なるスタートにすぎないのかもしれませんよ。
P.S
僕の目標の一つにはネット業界の健全化というものがあります。
いまは詐欺まがいのスクールなどが横行していますからね。
適正なものを適正な価格で売る。
その人が欲しいものではなくその人にの役に立つものを売る。
これが商売の基本だと思っています。
そこでネット業界の健全化する
コミニティがあればなあ思っています。
もしそんなコミニティに興味があったら
こちらに登録しておいてください。
反響があれば（なくても）何か企画します。
「ネット業界の健全化に興味がある係」
