哲学

仏教でいう「空」ってなに?

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こんにちは

支配からの解放者
0→100輸入転売コンサルの伊藤です

 

今日はビジネスにも活用できる
仏教の教えについてお話します。

 

まずは仏教の開祖である
ブッダの説いたこの言葉を読んでみてください。

 

「この教えを教えと呼んでよい
教えを教えであると考えてよい

なぜなら、
教えとして存在したものなど無いのだから」

 

さっぱり意味がわかりませんよね?

 

これは仏教の世界で言う「空」
を見事に体現した言葉です。

 

数分後には
この難解な言葉の意味がわかるようになっているので
そのまま読み続けてくださいね。

 

まず
この「空」というのは
いったい何のことでしょうか?

 

「空」はこの宇宙に存在するすべての本質です。
まだちょっと難しいと思うので
簡単な例をあげてご説明しますね。

 

たとえば

あなたが
今後これ以上の円高は無いと判断し
ドルをたくさん買ったとします。

 

すると
さらに円高は進行してしまい
結果的に損をしてしまいます。
ドルなんて買わなければよかったですね。

 

では
このドル買いという行為は
本当におろかな行為だったと思いますか?

 

今回はたまたま円高が進行して
損をしてしまいましたが

 

もしも円安に振れていれば
このドル買いという行為で儲かりましたよね?

 

 

ということは
「ドル買い」と言う行為には
善いも悪いも無いのです。

 

どちらに振れるかなんて
わかりえないことなのですから。

 

 

また
もうひとつの例をだすと
あなたが
すっごく嫌いな人間がいたとします。

 

そのひとは
自慢話ばかりする人デブかもしれませんし
すごくネガティブなことばかり言う人なのかもしれません。

 

そんな
あなたにとってマイナスでしかなさそうな人でも
他の人にとってはプラスの存在だったりします。

 

自慢話を聞くことで
気分が高揚する人がいるかもしれません。

ネガティブな人間がいることで
安心する人もいます。

 

つまり
どんなに嫌な人間でも
他の人にとってはいい人だったりもするのです。

 

これらの事象からわかることは
すべての物事には本質的な善悪などは無く
いつも中立で白紙の状態であるということです。

 

これが「空」です。
冒頭に書いたブッダの言葉を
もう一度読み返してみましょう。

 

「この教えを教えと呼んでよい
教えを教えであると考えてよい

 

 

なぜなら、
教えとして存在したものなど無いのだから」

 

 

今度はブッダの言いたいことが
わかりましたでしょうか?

 

 

この「空」である物事を善くするのも悪くするのも
すべてはあなたが決めることなのです。

 

この物事を善くするための方法が
「業(カルマ)」なのです。

 

少し長くなってしまいましたので
「業(カルマ)」については次回お話いたしますね。

 

追伸

「空」や仏教ついてよく知りたいという方は
ゲシェ・マイケル・ローチの
「ダイヤモンドの智恵」という本がおすすめですよー。

 

 

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